風の又三郎 九月五日 タバコ畑のある風景



朝からの雨も止んで
あちこちに削ったような青空もできて、
その下をまっ白な鱗雲がどんどん東へ走り、
山の萱からも栗の木からも残りの雲が
湯気のようにたちました…(原文より抜粋)

放課後 「 山葡萄蔓取りに行こう!」と
耕助が嘉助を誘います。

嘉助は又三郎にも「一緒に行こう!」と誘うのですが
耕助は其れが面白くありません。

其処の山葡萄蔓の場所は 昨年新しく見つけたばかりなので
耕助は「又三郎」には教えたく無いらしい 笑)

其れが いつの間にか 六人もの数に膨れ上がり
かなりご機嫌斜めな耕助は ネチネチと
「又三郎」を苛めて来ます。


そして 山葡萄蔓取りに向かう途中
一軒の藁屋根と その前のタバコ畑のあるところに
差し掛かりました。

タバコの木はもう下の葉をつんであって
その青い茎が林のようにきれいに並んでいる姿が
面白そうだったので
「又三郎」は思わず葉っぱを一枚むしって
一郎に見せました。

「タバコの葉を取ると 専売局に叱られるぞ!
一枚一枚数えているのに 何で取った?」
一郎は又三郎を叱ります。

おまけに耕助までもが「タバコの葉を元通りに戻せ」
と無理なことを言って 又三郎を困らせます。

耕助は葡萄蔓の事を よっぽど根に持っていて
又三郎に八つ当たり…笑)

又三郎は そっとそのタバコの葉を根元に置き
立ち去ろうとします。

そして一郎は 早く行こうと皆を促しますが
耕助だけは 未だ 「おら知らねえぞ!又三郎が置いた葉っぱが
未だあそこにあるじゃないか!」

そんな耕助を置いてけぼりにして
皆はどんどん歩き出してしまい
耕助もやっとついて来ました~~ ♪

(この章は二分して描きました~♪)

冒頭の書き出しの 自然描写が 絵画的で美しい文章!
賢治ならではの文体ですね。

子供とは言え 耕助は結構根暗な男の子かしら?

葡萄蔓なんて 毎年同じところになるのに~笑)

皆んなで ワイワイ言いながら取った方が
絶対面白いと思うよ!

其れに 多勢だと熊避けにもなるでしょ?~笑)

でも 一郎はさすがにリーダー格だけの事は有って
叱った後のフォローが素早く上手い!
然も 統率力もあるわね。

それにしても 昔はタバコの葉を一枚一枚
本当に数えていたのかしら?

年々肩身が狭くなってるみたいね …喫煙派は…笑)

紫煙を燻らす男性の横顔も 見かけなくなったわ。

あのシーンが 意外とカッコ良かったりして!笑)
今では 隔離されてる?のかしら?

そう言えば 私の周りでも 喫煙してる人は
居ない気がするわね…。

↓↓ よろしければ、応援のクリックをお願いします。 ↓↓

にほんブログ村 美術ブログ 水彩画へ
にほんブログ村
スポンサーサイト

テーマ : 絵ブログ
ジャンル : 学問・文化・芸術

アクセスカウンター
プロフィール

優

Author:優
水彩画を始めたあの頃の ワクワク感を忘れず
私らしい絵のスタイルを求め
日々挑戦したいと思います
過去の刺繍の作品も掲載しております

カテゴリー
月別アーカイブ
最近の記事
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

リンク
QRコード
QR
ブログ村
RSSフィード