風の色を感じて



つくば市の赤塚公園での子供達と
爽やかに吹き渡る風を 表現してみました

この公園は 静かで落ち着いた雰囲気の
私の大好きな公園です


あれは 5歳頃だったでしょうか
岩手の小さな町のお祭りで 舞台に上がった思い出が
蘇って来ました

お祭りの数日前 周りの大人たちから
私を出演させて欲しいと 親を通じて打診がありました

私はたいして訳も分からず 小さなオカッパ頭で
コックリしたのです

早速 隣の家の中学生のお姉さんが
私の踊りの特訓係になりました

彼女が持参したレコードから流れた歌は
聞いたことも無い童謡で
先ずは選曲にガックシ!

しかも 彼女が考えたらしい振り付けは
5歳の私にもさえ「 単純すぎで 面白くながんべ!」
お姉さんは「五歳児だば こんなもんだっぺ?」(笑)
とすれ違い


しかし ぶりっ子の私は
気に入らないと言えなかった…

しかし そんな私の心も知らず
母は大張り切りで 私に似合いそうな
大きなピンクの牡丹の花柄の着物を
張り切って仕立てあげ
まるで 自分が出演するみたいに
ウキウキしていました

ところが祭りの当日 私は大はしゃぎで走り回った挙句
すっ転んで 折角の晴れ着が「ビリビリッ!」
と裂け~無残な姿に


何だかホッとしたけど 泣きたい気分!

しかし! 諦め切れない母は 即 何処からか
調達して来た着物を私に着せ 何が何でも 祭りの舞台で
娘を踊らせたいらしかった(笑)

派手な着物の絵柄に 意気消沈したけど
喜色満面の母の顔に「マッイイか!」



一年に一度の町のお祭りは大騒ぎで
大人の歌やら踊りが延々と続き 眠くなった頃
やっと私の出番となりました

私は もうくたびれ果て 早く家へ帰り
寝てしまいたかったけれど
子供心にも「今 逃げ出せば 皆に 悪いべ~」
と思ったので我慢しました


寝ぼけ眼で
大きなお人形を 背中に負ぶい紐で背負わされ
頭には手拭いを巻いた子守スタイル
(練習段階では無かったハズ!)

あのド派手な着物は もうどうでも良い状態でした~(笑)

舞台に上がると 何故か度胸も座り
口パクで 童謡に合わせ 背中の子供?をあやしながら
舞台を一回り

そして最後の見せ場らしい?ポーズをシッカリと決めて
舞台の袖に引っ込みました

たったこれだけ!

ところが終わると拍手喝さいで
舞台の上にはお菓子やら
お捻りやらが イッパイ飛びかいます!

それらを拾え拾えと 周りは私に囃すのだけれど
「何だが お猿が餌を拾うみたいで 嫌だ!」
と テコでも 拾いません!(笑)

ところが 舞台の下で見ていた男の子達が
ワラワラと舞台にかけ上がり
それらを綺麗サッパリ 拾ってくれました(笑)

アンコールが何回かあり 何やら使命感?にも似た気持ちで
私は又 踊り~(笑)
お菓子やらお捻りが又舞台に投げ込まれ~
又 男の子たちが群がった~

~ 会場は大爆笑~

しかし 私には お菓子の一つも来なかった~

あんなに 小さな子供だったのに
変なプライドだけはある ませた子供で
「何だか損した気分だったなぁ!」

でも 最近思うのです
分不相応な あのアンコールは 私目当てでは無く
舞台に上がってお菓子を拾う子供達へ
大人たちの 温かな計らいだったのかな…

でも あの時のお捻りだけは 死守したかったな~
凄かったんだから!(笑)


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私らしい絵のスタイルを求め
日々挑戦したいと思います
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